Posts

Showing posts with the label 告知/報告

美術手帖2012年1月号「Global Art Market Now: 世界のアートマーケット」に執筆

Image
明けましておめでとうございます。 Photo by Aneta Glinkowska 現在、書店に並んでいる美術手帖1月号で、なんと総計27ページ分も担当したので、ここで簡単に紹介させていただいて、是非ご覧いただければと。この号は表題が「Global Art Market: 世界のアートマーケット」で、美術批評が中心であった美術手帖としてはかなり珍しいアートマーケットについての特集号。書店にならんでほぼ1ヶ月弱が経ち、もう次号が並びそうなタイミングだけれど、編集長によると内容についての評判も、そして売り上げも通常よりいいとのこと。日本でもアートマーケットについての情報がかなり強く求められているということだろう。 美術手帖 2012年 01月号 [雑誌] posted with amazlet at 12.01.14 美術出版社 (2011-12-17) Amazon.co.jp で詳細を見る 11月に村上隆の呼び掛けで行われた震災復興のためのチャリティーオークション「New Day」について、2000年以降のアートマーケットの概要について、アートマーケットにおける重要人物へのインタビュー、そして成長するアジアマーケットについてと幅広く、そしてしっかり掘り下げて現状のアートマーケットがわかる内容になっている。 その中で、自分が担当したのは下記7本計27ページの記事。 - New Day 「プレビュー記者会見レポート」P.17  開催1週間前に行われたプレビューに出席していた奈良美智、タカノ綾など作家紹介をメインに。 - New Dayのクリスティーズ担当者「Koji Inoue」へのインタビューP.20-21  クリスティーズのスペシャリストにNew Dayについてと、そもそもスペシャリストの仕事について。 - New Day開催前に雨ニモ負ケズの朗読を行った俳優の渡辺謙へのインタビューP.21  はじめてオークションに関わったことについてなど。 - New Day主催者の村上隆へのインタビュー P.23-29  今回のプロジェクト、村上隆にとっての日本とアメリカについてなど幅広く。 - 「数字で知るアートマーケットの規模」P.32-35  例えば、現状の世界のアートマーケットは4兆円程度だが、GDP比では1割弱の日本は1000−2000億円程度であることなど、マー...

"Love Art & Help Japan" について

Image
3月11日の震災直後の週末は、本当にUSTから流れてくるNHKの放送に釘付けになりながら、唖然とするばかりだった。多分程度の差こそあれ、日本人だけでなく世界中の人がそういう感じだったんじゃないだろうか。ただ、月曜日になると、当然のことながら、ニューヨークに住む人々は、通常通り通勤通学がはじまり、店は普通に開いていて、本当に何事も無かったかのように日常にもどっていった。その中で、日本人の自分としては、頭の中の大きな不安などと目の前の日常に大きなギャップを感じながら、自分には何ができるのだろうかと考えるようになっていった。その間に出会ったアーティストの一人にアートビートは何かやらないのか?と聞かれたことや、日本からたまたまNYに来ていた編集者の人にファッション業界はすでにリアクションを起こし始めているがアート業界はどうなんだと聞かれたことなどもなんらかのきっかけになったかもしれない。 ちょうど、次の週がニューヨークではアジアアートウィークで、主にアンティークだが日本に関連する展覧会、イベントもたくさん予定されていたことで、そのアートウィークでなんらかのファンドレイジングをするべきだと考えた。アジアアートウィークの中心的存在はやはりオークションであり、クリスティーズで日本美術のオークションを統括している山口桂さんには日頃からお世話になっていたこともあり、真っ先に連絡し、企画どころかまとまった考えにもなっていない中で、コンタクトをしてみた。震災のたった10日後に日本美術のオークションを控える山口さんも、何かをしなければいけないという気持ちでいっぱいで、大きく賛同してくださり、数日後のアートウィークスタートに間に合うようにと大急ぎでいろいろと電話とメールで話し合った。 アート業界は他の業界に比べて産業規模も小さいし、またそれを構成するプレーヤーも企業体をなしているのは美術館、オークションハウスくらいのもので、他はアーティスト、ギャラリーと個人事業やそれに毛のはえたようなのが多数集まってなりたっている。ただ各自は小さくとも、それらが繋がることで一つのチャネルとして広がっていくフレキシブルなファンドレイジングキャンペーンということで、最終的には、こちらで募金箱を用意し、アートウィークに参加しているギャラリー、オークション、その他アート施設に置いてもらうことにした。義援金を集めると...

東京でのレクチャーと執筆を少し

はっと気がつくと自分のブログが最後に更新されたのは去年の8月とは。本当にブログの体をなしていない。 マイルで行くしかなく、いい時期に飛行機のチケットが取れないという消極的な理由で年末年始に1ヶ月以上日本にいたのだが、その際に大小含めて4つのレクチャーをさせていただいたので、そのことと、今年に入って2つ文章を書かせてもらったことなど。 -CAMP 現在のアート<2010> 「2010年のニューヨークアートシーンを僕なりに振り返って」 @ 3331 Arts Chiyoda (December 22, 2010) CAMPとして恒例になっているらしい企画で、年末にその年を10人以上のアート関係者が振り返る長時間トークに呼んでもらった。ニューヨークで展覧会を見ている身として、2010年なんとなく目立った傾向のようなものを話した。詳しくは後述。12人の最後ということで時間をオーバーしてしまい、みなさんにかなり突っ込まれる。4時間のトーク後、すでに終電はなく、2次会でとても久しぶりに甘太郎的なチェーン居酒屋で朝まで。2次会含めてとても楽しかった。 - 「2010年のニューヨークアートシーン」@ 前橋市立美術館準備室 (January 19, 2011) 学芸員の住友さんが主体になって準備している前橋市立美術館予定地を見学ついでに、トークでもということで、前橋を中心に活動しているアーティストやデザイナーなどのみなさんにアートビートの活動と、CAMP同様ニューヨークの2010年アート的傾向のようなものを話した。前橋は県庁所在都市で市立美術館がない最後の都市だそうだ。建物を建てるのではなく、デパート跡地をリノベーションして美術館になるという今風のやり方。鈍行で2時間弱ということで、午後に東京を出て、10時半頃の終電で帰ってきた。 - 第四回MCDN定期勉強会 「アートとWEBサービスの最新動向」 @ 慶応義塾大学三田キャンパス (January 20, 2011) 【実施報告】 、 Togetterまとめ 慶應でアートマネジメントを教えていらっしゃる岩渕先生と、修士の山本さんが中心になって立ち上げたMCDN=Museum Career Development Networkの第四回で話させていただいた。この勉強会の趣旨からも美術館やその周辺についての話が多いそうだが、少し話題を広げ...

TABとNYABのAndroidアプリケーションがリリース

Image
TABとNYABのiPhoneアプリを2月にリリース して以来、約半年が経ち、おかげ様で、あわせて約3万人の方にダウンロードして使っていただいている。iPhoneを持っている人で、有料アプリを買うほどアートに興味がある人がそんなにいるとは正直考えもつかなかった。発売前の感覚では、1000と10000の間くらいかなというとてもざっくりとした感覚をもっていた。意外なことに、アート関係者ではなく、自分の同世代のサラリーマンの友達などが結構使ってくれているというのを聞いて本当にうれしい気持ちになる。半年経った今でも、毎日数十から百程度の人がダウンロードしてくれている。 さて、このたび、7月末にTABのそして8月中旬の昨日NYABのアンドロイドアプリを新たにリリースすることができた。機能やデザインはiPhoneアプリとほぼ同じ。たまにアンドロイドアプリって何という質問を受けるのだが、アンドロイドというのはGoogleが提供している携帯電話用のOSで、そのOSを使って世界中の携帯メーカーがスマートフォンを作っている。そのOS上で走るアプリをアンドロイドアプリという。日本ではまだ知名度が低く日本で流通している端末もSony EricssonのXperiaと台湾のHTCの数機種のみだが、近いうちに多くのメーカーから発売されていくはず。アメリカでは、AT&TがiPhoneを独占販売していることもあり、他のオペレーターは対抗馬としてアンドロイド携帯を猛プッシュしていることもあり、HTC、モトローラ、サムソン、Sony Ericsson、LGなどから多様なアンドロイドフォンが発売されている。iPhoneアプリと違って、リンクを貼るランディングページがないので、アンドロイド携帯をお持ちの方は、アンドロイドマーケットにて、"Tokyo Art Beat" もしくは "NY Art Beat"を検索して見つけてください。 TAB/NYABのiPhoneアプリが米国西海岸のデベロッパーによって開発されたのと違い、アンドロイドは日本のデベロッパーによって開発された。きっかけは3月に日本に出張した際に、僕が以前働いていたSony Ericssonの同期たちといつものように飲もうと集まったのだが、面白い後輩がいるからといって紹介してもらったのが、水鳥君だ...

キース・ヘリング、アートに関する文章の翻訳について

Image
私の日々のメイン業務は NY Art Beat の運営なのだが、フリーランスでアートやデザインに関する文章の英語訳、もしくは英語の日本語訳の仕事を頂く機会が結構増えてきた。知り合いのアーティストのポートフォリオ用のステートメント英訳から、全く知らない方からの記事の翻訳、企業や公共機関の仕事まである。 そんな中でも、最近一番大変で、そして一番刺激的で楽しかった日本語訳の仕事を紹介したい。 ナタリー福田さんという方の、ロンドンの大学院での芸術史過程の修士論文で、キース・ヘリングに関するものなのだが、驚くことに、全文が引用だけで構成されていて、固い芸術史の修士論文の形式としては信じられないような、いわば詩的でとてもアーティスティックなテキストなのだ。文学において、50年代にブライオン・ガイシンによって広められ、『裸のランチ』で知られる ウィリアム・バロウズ などが多用していた カットアップ という手法がキース・ヘリングに大きな影響を与えていたことを背景に、キース自身の言葉、キースのスタジオディレクターの回想、バロウズのテキスト、マティス、デュビュッフェの言葉、キースの作品に影響を与えた書道が結び目となって書道家の寺山 旦中、『表徴の帝国』のロラン・バルトのテキストなどがパラグラフ毎にそれこそカットアップで縦横無尽に再接続されて全体としてキース・ヘリングの世界を再構築しようとしている意欲的なもの。これを論文にしようと思い立った彼女もすごければ、これを通した教授陣もすごいなあと関心した。 様々な時代の様々な国の人の口語体、文語体が入り交じって、前後の文脈から切り離されたパラグラフ群を一つ一つ翻訳していくのは、本当に骨が折れる作業であったし、前後の文脈から切り離されていることで、本来的には誤訳になってしまうような部分もあるいは残ってしまったかもしれないが、全体としては一文一文がエキサイティングで、発見ばかり(そもそもキース・ヘリングとウィリアム・バロウズとアンディ・ウォーホルが実際につるんでいたなんて全然しらなかった。)の楽しい仕事であった。 また、偶然かもしれないが、パフォーマンスアートへの機運が高まっているニューヨークで、最近2つもキース・ヘリングの個展(ダイチプロジェクトと トニー・シャフラジギャラリー )があったり、バロウズの裸のランチを1章ごとに独白していくパフォーマ...

TABとNYABのiPhone Applicationsがついにリリース

Image
遅れに遅れていたiPhoneアプリをとうとうリリースすることができた。NY時間で2月12日(金)の夜にAppleから承認メールが来たときには久しぶりに大興奮してしまった。2009年のはじめに、西海岸のUIデザイナーの Suzanne Ginsburg とiPhoneアプリのコーディングをやている Chuck Soper からNYABとTABのアートイベント情報のAPIを使ってiPhoneアプリを作りたいんだけどというオファーがきたことがきっかけだった。彼らは自分達でつくるからデータ使用に関してなんらかの同意をというスタンスだったが、自分たちでもいつかはiPhoneアプリをと思っていた僕たちは、なら共同でつくろうという話にして、初期デザイン、コーディング、調整、コーディングというプロセスをすすめていった。2−3ヶ月で2009年夏前にはバージョン1をリリースする予定だったのが、いつも通り遅れ、じゃあ、9月のオープニング時期に、それもかなわず、11月のTABパーティーに、それもかなわず、年内に、それもかなわず、ついにほぼ1年もかかったがやっとリリースすることができた。難産だっただけに感動も一潮というところだ。TABアプリの詳細は このページ から、 NYABアプリ はこちらから。 どちらもUIは日・英バイリンガルで、iPhoneのOS言語設定を変更することで、アプリの言語設定も変わるようになっている。NYABのイベント情報など、中身は英語のみ。アプリで何ができるかについては下記だが、これは実際に使っていただくのが一番早い。 -東京(NY)で開催中の500 (600)イベントを、人気度やメディア、エリア、開催日時で並び替え -「周辺検索」~ 最寄のイベントを歩いていける距離から地図で表示 -「人気のイベント」~ 今話題の展示を確認 -地図、方角、開館時間を見ながら目的地に迷わず到着 追加予定機能:ブックマーク機能、検索機能、他のサービスとの連携 iPhoneのGPSを使って、自分の居場所の周辺の展覧会情報をリストアップしてくれて、地図上に10ほどのピンを出してくれるなど、モバイルならでは、またiPhoneならではのビジュアルインタフェースでさくさく使える。今後も少しづつ改良を加えていく予定。アートビートはアート・デザインのイベント情報を提供していくことで、こんなにたくさんの...

Tokyo Art BeatのDonationキャンペーンについて

Image
このブログを読んでいただいている方はご存知の方も多いかもしれないが、先週、Tokyo Art Beatを運営するNPO法人GADAGOへの寄付募集のキャンペーンをはじめさせていただいた。詳細は 寄付ページ より。是非よろしくお願いします。TABを初期から支えてくれている橋本さんも勇気を振り絞って Art itで紹介して くれています。 現在、開始から1週間たらずのうちに、世界中の50人以上の方から総額13万円以上の寄付をいただいている。1ヶ月のキャンペーン期間のうちにどれだけご支持いただけるかはわからないが、目標は大きく150万円としている。私は、現在、NY Art Beatの運営をしていることもあり、TABの日々の業務には直接的にはタッチできていないが、NPO法人GADAGOの3人の理事のうちの一人に名を連ねているし、またもちろんTABは自分の子供のような存在でもあるので、できるだけ状況は把握して、手助けができるところはするようにしている。 今のところTwitter経由の告知からしていただいている寄付が大半だ。直接的にTABのtwitterのつぶやきから知っていただいた方、TABをサポートしてくださる有力Twittererの方のRTから来てくださるかたなど。また、Twitter経由で、寄付だけでなく、 情報公開が足りないなどの重要なアドバイス もいくつかいただき、まだまだ全然足りないが、急遽 NPO法人GADAGOについての記述 を追加したりしている。 NPO法人GADAGOは大きく2つのことを行っていて、1つがTABの運営、そして年6回の アートマップの発行 で、ざっくりどちらも年間1000万円程度の予算で行っている。支出の内訳としては、サイトのほうが人件費(広報、営業、編集、翻訳)が大半、あとは事務所家賃、そしてサーバー代その他というところ、マップは紙、印刷代が大半、運送費、人件費(デザイン、営業、編集、翻訳)というところで、サイトの中のTABlogの執筆、編集、そしてサイト全体のデザイン、プログラミング、その他多くの部分を無償のボランティアに頼っている。逆にその予算の収入を見てみると、サイトのほうはバナー広告が大半、そしてTシャツを中心とした物販、若干の寄付、マップのほうは、マップ上の広告、記事タイアップが大半、石橋財団からの助成金(3−4割)という内訳にな...

あけましておめでとうとTokyo Art School告知

Image
少し遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。 ブログは3ヶ月も停滞してしまった、、、。 お正月はできるだけ家族が住む関西で過ごそうとしていて、今年も京都の祖母の家で過ごした。 ただ、12月31日にNYを発って、1月1日に日本に着く飛行機で帰ったのだが、これをやると年越しの瞬間というのが無くなってしまうことに飛行機の中で気がついた。大晦日のお昼くらいにNYを出るときに、日本はだいたい年越しを迎えており、そのまま、飛行機はだいたい時差と同じくらいの速度(つまり地球の自転の速度)で飛行機が移動するので、飛行機がいる場所の時間(アラスカを通るときにはアラスカの時間)はほとんど一定なので、ずっと大晦日の午後なのだが、日付変更線をまたいだ瞬間に1月1日の午後になってしまうのだ。まあ、よく考えれば当然で、今までにNYと東京を何往復もしていて、その間に同じことはいつも起こっているに、年越しという特別な瞬間にそれをやると突然不思議な気分になる。ということで、今年は心情的には年越しはありませんでした。 よく聞かれたのが、年越しのフライトなのだから、シャンパンのサービスくらいあるの?という質問だが、僕たちはANAで飛んだが、何も特別なことは無かった。まあ、それとは無関係にエコノミークラスの座席をプレミアムエコノミーという食事は一緒だけれど座席が一回り大きいものにアップグレードしてくれたので、割と幸せな気分で帰国することができた。 関西では祖母の家で、基本的には何もしないで、美味しいおせち料理を食べて、お酒を飲んでいただけ。 ワイン好きの叔母が、すばらしいワインのセレクションをご馳走してくれて、最高だったのは、なんと、毎年ラベルにファインアーティストを起用しているムートン・ロートシルトの2003、この年は、ロートシルト(ロスチャイルド)家がワイナリーを買って150周年ということで、記念ラベルでアーティストのものではなかったが、味は、ワインは好きでよく飲むけれど高いワインはほとんど知らない僕にも 飛び抜けて美味しかった。 東京に移動してからは、夫婦二人で10日ほども2人の友人の家にお世話になってしまった。東京では、2日間は、人から頼まれて取り組んでいるキース・へリングに関するとても興味深くて意欲的な手法で書かれた英文エッセイ(約40ページ)の翻訳の仕事をみっちりやった以外は、美術館...

BlogのDesign更新

Image
Photo: Aneta Glinkowska NYに来て1年半程度経ち、少し時間もあるライフスタイルになってきたこともあり(いいのか悪いのか)、ブログを以前よりは少し真面目に書いてみようと思い、ブログのデザインを更新した。メインコラムの幅を広くすることで、大きな写真も載せることができる。また、全体的にすっきりさせた。 こういうものを書いたらどうだとか、NYのこういうところはどうなっているのかなどという要望や、質問などがあれば、是非コメント欄なり、メールなりでお知らせください。それに応えられるかどうかは別として、書く上での大きなやりがいにつながりますので。 また、 フリーランスの仕事 も継続的に探していますので、そちらもあわせて。 ちなみに写真は本文とは関係ありませんが、次に書こうと思っている”アート好きのための2009年夏NYのオススメ10(後半)”で紹介予定のGoverners Islandで夏の間行われているPlot2009というパブリックアートのイベントの作品の一つ。

NY Art Beat 1st Anniversary Party & Exhibition レポート

Image
Photo: Matt Schlecht 昨日ブログを久しぶりにアップしたらNYABのパーティ/展覧会の告知だけしてレポートをしていないことに気がついた。当日はあいにくの雨で、NYABはじめてのイベントということもあり、どれくらい来てもらえるかかなり心配だったが、はじまってみればなんと400人以上の来場者があり、本当にありがとうございました。 当日の様子は NYABlogのフォトレポート 、 flickrの写真 などご覧ください。 内容としては、ペインティングで参加してくれた鬼頭健吾さん( 明日7/1にブルックリンで個展がはじまります。 )、立花さん、ストーリーのあるマンガ的なプリントの ペトラ 、テレビゲームのモチーフのパネル作品を出展してくれた 村上真司 君、でかいペインティングとネオンボックスでインスタレーションをやってくれたYuki Itoda君、80年代NYのイーストビレッジでのアーティスト達(若いころのキース・へリングやキキ・スミス、バーバラ・グラッドストーンも)のすばらしいモノクロ写真のスライドショーと最初のDJとして場を暖めてくれた最高齢の トム・ウォレン 、おにぎり味のアイスクリームをサーブするパフォーマンスの Miwa Koizumi さん、東京からわざわざ来てライブペインティングをしてくれた 小柴博昭 さん、毛糸で編んだボディースーツによるパフォーマンスで場を湧かせてくれた オレック 、そして最後に、キャンバス、モレスキン、スニーカーへのドローイング作品、会場内でのライブドローイング、さらに、会場の前で、古いFiat500というかなり小さくてかっこいい車にライブドローイング(上記写真)と縦横無尽の活躍の シャンテル・マーティン と多様なアーティスト達による素晴らしい展示で、1日で終わらせるのはもったいなかった。 来てくれた人の大半は20代30代の若い人達だったが、70年代から活躍するアーティストのトム・ウォレンの友達など結構高齢の人達も多かったし、バラエティに富んだ人達に来てもらえた。会場の真ん前でミュージックビデオを撮影していたミュージシャンの アンドリューW.K が丁度僕たちのイベントのDJの友達だったことで、イベントにきてくれたし、MOMAのリサーチャー、何人かのアートライター、Manhattan Magazineの編集長、いくつかのギャ...

NY Art Beat 1st Anniversary Party & Exhibition 6/13/09 @ Dumbo Arts Center

Image
今週末6月13日(土)の午後7時-12時についにNY Art Beatの1周年記念パーティーがあります。NYにいらっしゃる方は是非お越し下さい。パーティーを企画するつもりがアーティスト達と話している間に、結構立派なグループ展的なイベントになってきました。一夜限りというのがもったいないです。NYにレジデンス中の鬼頭健吾さんも参加してくれますし、パフォーマンスからペインティングまで、20代から60代まで、NY在住の日本人、アメリカ人、チェコ人、イギリス人、ポーランド人、日本からこのために来てくれる小柴さんなど、多種多様なアートで盛り上がりそうです。DJも弱冠16歳で注目されているKeili Hamilton、昨日もCorduryというファッション雑誌の記念パーティーで回していたMandy C of 2 Mandy DJ'sなど盛りだくさんです。 場所などの詳細は下記。無料で、予約いりません。気軽にご友人とお越し下さい。 NYAB 1st Anniversary Party and Exhibition Venue: Dumbo Arts Center Schedule: 2009-06-13 from 19:00 to 23:59 Address: 30 Washington St.,Brooklyn, NY 11201 Phone : 718-694-0831 Shantell Martin OLEK Shinji Murakami Petra Valentova Kengo Kito Hiroaki Koshiba Hiroshi Tachibana Tom Warren Yuki Itoda Miwa Koizumi WFMU's Keili Hamilton

101 TOKYO 2009 総括

Image
4月の頭の 101 TOKYO が終わり、4月の末にはNYに帰ってきてあっという間にもうすぐ6月というところで、101 TOKYOからも正式に 結果報告プレスリリース も配信されたこともあり、2008、2009年両方の運営に携わった者として総括しておこうと思う。(なかなか筆が進まず、遅くなってしまった。) セールスとしては、2008年が約30のギャラリーが1億円売り上げたのに対し、2009年はほぼ同数の30のギャラリーの参加で、具体的な数字は公表していないが、前年度に対して低調であったとのこと。(あくまでこのセールスというのは各ギャラリーのアート作品の売り上げの数字の総額で、アートフェアとしては入場チケットセールスと参加ギャラリーからの参加フィー、スポンサーからの協賛金が収入で、上記の所謂フェアのセールスというのはよく誤解をうむ。)同時開催のメインフェアである アートフェア東京 が昨年と横ばいの10億円というレポートを出しているが、この数字をそのままうけとっても、フェア自体の床面積、参加ギャラリーが増加したことを考慮すれば、両フェアとも昨年割れというところだ。昨今の経済事情や、世界中の他のアートフェアー、オークション、ギャラリー/美術館のリストラなどのニュースを考慮に入れると、東京もやはり世界の情勢の影響は免れないという結論だろう。 ただ、具体的な数字はないものの、フェア運営者として気がついた2008年と2009年の大きな違いというのは、他のアジア諸国からのコレクターが格段に減ったということだ。自分の経験、アート関係者との会話の中ででたのが、東京のアートバイヤーが買わなくなったというよりは、ここ数年急増していたアジアのバイヤーが急減したことだ。国別に見ると、国内のアートマーケットが大きく冷え込んでいて、対円でウォンが下落した韓国のコレクターがめっきり減り、また、オリンピックも終わり、高止まりしていたポップペインティングの熱が冷めてアートマーケットが一段落したとされる中国からのお客さんも少なかったようだ。唯一健闘していたように見えるのが、5月中旬にもYoung Art Taipeiという新しいコンテンポラリーアートフェアーがはじまった台湾からのバイヤーだろう。そういう意味では東京は、もちろん不景気の影響は多少あるだろうが、新しいコマーシャルギャラリーもまだまだ増えてお...

TABlogとNYABlogをKindle Publish!

Image
Kindleの大型が発表されたことや、NY Timesがかなりのりのりなこと、まわりにアートメディア関係の人が多いこともあって最近Kindleについて話すことが多かったので、コンセプト以上のことは何も知らなかったこともあり、スペックを調べてみたら、今のところ、日本語には対応していない、コンテンツは携帯網(Sprint社)の通信でKindle端末に直接ダウンロードされるので、iPodのようにコンピュータ経由でシンクロするわけではない。などが分かって自分が結構なにも分かっていなかったことに驚いた。日本対応は携帯通信業者との話し合いもあるし、もう少し時間がかかるかなというところか。僕はNYの地下鉄で今まで一人だけキンドルを持っている人を見たことがあるが、そのときはかなり(なぜか)どきどきしながらその人の様子を見ていた。なんというか未来の人のように見えた。iPodは外見はWalkmanとそう大きくは変わらなかったので、この古き良き未来感(未来から来た自分とは違う時代の人に見える)は無かったような気がする。 さらに、誰でもブログをAmazonに登録して販売できることが分かったので、早速英語版の TABlog と NYABlog を登録してみた。登録自体は銀行口座や、実際の住所などを聞かれるので少しいかめしいが、簡単に終わり、48時間待てばスタートされるとのことだったが実際には24時間以内に販売開始されたようだ。上のイメージはNYABlogのある記事のKindle上でのプレビュー。 TABlog (Kindle Edition) NYABlog (Kindle Edition) このブログを読んでくださる方でKindleをお持ちのかたはほとんどいないかもしれないが、もしそういう方がいれば、是非購読してください。Art Beatに月に60セントの収入になります。 アートビートとしては、収入というよりは単純に、どんなもんか試したかったのと、ある一定のプロモーション効果があるでしょうということで販売を開始してみた。RSSフィードさえ出していればどういうものでも販売できるようだ。 登録についての、詳しい手続き、経過などについては こちらの日本語ブログ が丁寧に説明してくれているので、是非ご参照ください。 私は個人的に、ある情報が情報劣化することなしに社会的にデジタル化されていくのを眺め...

NYAB 1周年と求職(おっと)

4月第1週に無事に2回目の101 TOKYOを無事開催することができ、先週に本拠地であるNYに帰ってきました。まだまだ様々なことがばたばたしていて、メールなども全然追いついていないが、少しずつ落ち着いていけそうです。 となんとなく忙しい日々を送っていたら、4月24日に迎えた NYAB の記念すべき1周年をなんとなくスルーしてしまっていました。恥ずかしい。何はともあれ、NYABも無事1周年を迎えることができました。今週末に内々でお祝いをして、5月の末には DUMBO Art Center でオフィシャルなNYAB1周年記念パーティーを予定中です。NYにいらっしゃる方はお楽しみに!また、1日限りのパーティーですが、そこにパーフォーマンスやインスタレーションで参加してくれるアーティストを大募集中です。ご興味あれば、コメントかメールくださいませ。 また、101 TOKYOが終わって、私自身は失職中なので、NYにいてできるお仕事あれば、フルタイム、パートタイム問わずお申し付けください。翻訳一般、アート/デザイン関係のコーディネーション、マネジメント業務、NYでのアート関連のリサーチ、NYのアート/デザイン事情のレポート、執筆などなど、お気軽にお声がけ(ブログへのコメント、メールkosuke@kosukefujitaka.com)ください。 落ち着いたら101 TOKYOのレポートなど、書きたいと思います。 まずは、NYABの1周年を祝って!

twitter 続きと告知など

Image
先日「 アート広報にtwitterを! 」というポストをしたら通常よりもトラフィックが多く、まわりの友人でもtwitterをはじめた人などもいるので、なんとなく補足をしてみたくなった。 まず、NY Art Beatだけでなく、101 TOKYO、TABでもtwitter活動を開始した。 - NY Art Beatのアカウント - TABの日本語アカウント - TABの英語アカウント - 101 TOKYOのアカウント TABはバイリンガルコミュニティーということで、迷った末、英語と日本語でアカウントを分けた。101 TOKYOに関しては、1つのアカウントで、日本語と英語の両方でつぶやいている。メインサイト、メールによるプレスリリースの配布、twitter、Facebook、mixi、flickrなどをうまく活用しながらコミュニティーのさらなる活性化がおこればと思う。特にオフラインイベントである101 TOKYOはどれくらいオンラインコミュニティーを効果的に使えるかというのが、自分としては楽しみな実験であり、広報の仕事でもある。 twitterを初めたばかりで使い方、接し方、楽しみ方が今一よくわからないと言う声も聞いた。察するにtwitterをtwitter.comのウェブページ上でのみ使っているからなのではと思うことが多い。twitterはウェブサービスだが、そのサービスへの入出力は大半のヘビーユーザーがなんらかのアプリケーション経由なのではないだろうか。どんどん入ってくる他人のつぶやきをながら見的に眺めて、そこにたまに返信をするためにはあなたがながら見をしやすくアプリケーションを使う必要がある。代表的なものに、PCのデスクトップアプリケーション、ブラウザーへのプラグイン、そして携帯電話上のアプリケーションなどがある。無数のアプリケーションがあるので自分にあったものを使えばいいと思うが、一例として、主に僕が使っているものをあげておくと、僕は仕事の作業、メール、ドキュメント作成、表作成などをほぼブラウザー上で行っている関係上、一番使用頻度が高いのが、ブラウザのFirefoxへのプラグインとしての TwitterFox 、その他にも Firefoxのプラグインは沢山ある ようだ。あと、たまに使うのがデスクトップアプリケーションの twhirl 、僕はiphoneユーザー...

101 TOKYOで数ヶ月東京へ

Image
様々な事情で2009年はスキップしそうだった 101 TOKYO が2009年もしっかり開催することを決めました。会場は秋葉原というのは同じなのですが、JRの駅前のAKIBA_SQUARE(秋葉原UDXの2階)で去年の約2倍の1000平米あります。というわけで、明日から1週間、NYAB / TABのメディアブース参加のためにマイアミに行ったあと、すぐに(12月10日前後から)東京に行って、4月に101 TOKYOが終わるまで住むことになりました。(単身赴任) 東京の皆さんよろしくお願いします。 住むところ(1月中旬から4月中旬)を探しているので、都内でシェアメートを探している方、そういう方を知っているという方、その他耳寄りな情報をお持ちの方是非教えてください。 というわけで、今世界中のギャラリーに連絡して、スケジュールタイトだし、世界中不況だけど来年東京のフェアに来ませんかみたいな厳しい業務を行っております、、、。NYのギャラリーは基本的にはみんな「来年のアーモリー出るのキャンセルしようかどうしようかのときに東京なんて、、、。」みたいなお答え。みんなパニクってますな。ギャラリー街のチェルシーでもリストラの嵐だと噂は聞いていたけど、 フランスアート界底辺日記 のkanaさんによると(いつもすいませんなんかタイムリーなんですよね)ペイスは18人切ったそうですし、まあしょうがないか。それに比べると何となく西海岸のギャラリーのリアクションのほうが良いような。(まあこれは単純なNYと西海岸のヒトの違いだけかも)まあ、でも中には東京行ったことないし、面白そうだし、様子見半分に行ってみたいなあという感じのギャラリーもいるにはいるんで、まあなんとかなるでしょう。感触の良さそうなギャラリーとはマイアミであって詳細話しますみたいな感じになっているので、アートビートのプロモーション半分、101 TOKYOの仕事半分になりそうです。 もう一つの業務はスポンサー探しです。アート支援にご興味のある企業にお勤めの皆様、是非101 TOKYOはいかがでしょうか?東京のアートシーンをガラパゴスにしないためにも、海外のギャラリーに参加してもらうアートフェアーの存在は社会的にも意味があると思います。ご興味ある方は私にメール(kosuke@101tokyo.com)でお知らせください。 101 TOKYO...

NYAB/TABがScope Art Fair Miamiに出展

Image
11月頭のAsian Contemporary Art Fairに引き続いて、12月の頭には Scope Miami にメディアパートナーとしてブースを構えます。22カ国から88のギャラリーが出展するそうで、日本からもARATANIURANO、Gallery Terra Tokyo、hpgrp Gallery Tokyo、Tokyo Gallery + BTAP、Yuka Sasahara Galleryが参加とにぎやかです。もちろん、同時期にはメインのBasel Miami、若手のNADA、Pulse、Aquaや、その他中小のフェア、地元ギャラリーのオープニング、コレクターの企画展など連日連夜イベントがあり、とても楽しみです。 101 TOKYOを一緒に企画したAgatha Waraが地元マイアミのFredric Snitzer Galleryで企画している企画展の" Death by Basel "にはChimPomや、ヤマタカアイなど日本の作家が多数参加しており、これも楽しみ。 マイアミにいらっしゃる方は是非、ScopeのTAB/NYABブースにもお越し下さいませ。原則的には私がいると思います。 Scope Art Fair Miami スケジュール: 2008年11月07日 ~ 2008年11月10日 住所: 2951 NE 1st Avenue, Miami, FL 33127 電話: +1-212-268-1522

Manhattan Magazineに掲載

Image
手前味噌ですが、一応。 創刊2号目のまだまだ新しい雑誌のManhattan Magazineに アート界のNext Generationという枠組みでNY Art Beatを掲載していただきました。 下記から雑誌がオンラインで見れるようになっていて、150ページ目に少し載っております。 http://media.modernluxury.com/digital.php?e=MANH まわりは、グッゲンハイムやホイットニーの若いキュレーターや、リンカーンセンターの監督、ローワーイーストサイドのギャラリーオーナーだったりとその中に入れてもらえたのはとても光栄です。 今月頭に出展したAsian Contemporary Art Fairでは、丁度この号の発行日と重なったこともあってか、NY Art Beatどっかで見たことあると思ったら、Manhattan Magazineかみたいなことをおっしゃる方も数人いらっしゃいました。 この雑誌のおかげか、ACAFでのプロモーションのおかげか今月はNYABのトラフィックもぐっと増えました。

近況報告

Image
ここのところいくつかの出来事があったので、近況報告を。 まずは、以前にも紹介したが、東京のアートシーンの近況を英語で伝えるガイドブックで、私もTAB、101TOKYOに関してインタビューをしてもらった "Art Space Tokyo" の米国での 出版パーティー がNYの紀伊国屋で先週火曜日に行われ、私もパネルの一人として参加させていただいた。 友人でこの本の編集者の2人である、Craig ModとAshley Rawlings、Japan Americaという名著の著者で東大でも教鞭をとるRoland Kelts氏、NY在住の戦後日本アートの歴史家であるReiko Tomii氏というすばらしいパネルに入れていただいて、昨今の日本のアートシーンについて1時間パネルディスカッションを行った。私は主に、アートビートでの経験から東京とNYの地理的な違い、つまりNYではアート施設がいくつかのエリアに固まっていて、街もグリッド状であるため、展覧会情報やオープニングの「リスト」が求められるのに対し、東京ではアート施設が比較的ばらばらに広がっていて道もグリッドではないため、個別展覧会場の「地図」が求められているというような話。とアート施設数がTABでは、600、NYABでは1000程度だが、内訳では東京の美術館が120に対し、NYでは50、ギャラリーが東京では400、NYでは800、さらにコマーシャルギャラリーは東京では100弱、NYでは500以上と東京ではアートは見るものであるのに対して、NYでは買うものであるというような話をした。 立ち見の方も多数でて、多くの方に集まっていただき、NYでは初めての人前でのプレゼンテーションがうまくいきとてもありがたかった。ディスカッションの後にも、新たに多くの方にお会いすることができ、いろいろな意味で実りの多いイベントでした。Craig、Ashleyありがとう。 次はACAFについて。これは11月6日から10日まで行われる Asian Contemporary Art Fair の略で今年で2年目になるアジアのコンテンポラリーアートのフェアー。NYのミッドタウンの西側、ハドソンリバー沿いで開かれる。これにNY Art Beat/Tokyo Art Beatもメディアパートナーとしてブースを構えることになった。日本からの参...

Business Weekに掲載!

Image
とても簡単にではありますが、TABとNYABについてBusiness Weekのオンライン版に 書いて もらえました。 少し話はずれるのですが、昨日からNYABにくる検索キーワードトップが"Masayuki Yoshinaga"でどうしたんだろうと驚いていたんですが、NY TimesにRoberta Smithが書いたICPの日本人作家を紹介する "Heavy Light"展覧会のレビュー の中に、吉永マサユキさんの写真がモニターでスライドショーでしか見れないのが残念だが、明日まで、Lower East SideのギャラリーM Wakasa Presentsでプリントが見られるよと書いていたのを読んだ多くの人が、彼の名前をググって見つけたのが、 NYABの展覧会情報 だったようだ。 実は、上のBusiness Weekの紹介記事よりも"Masayuki Yoshinaga"の検索によるトラフィック流入のほうが多いから驚きだ。