NY Art Beat 1st Anniversary Party & Exhibition レポート


Photo: Matt Schlecht

昨日ブログを久しぶりにアップしたらNYABのパーティ/展覧会の告知だけしてレポートをしていないことに気がついた。当日はあいにくの雨で、NYABはじめてのイベントということもあり、どれくらい来てもらえるかかなり心配だったが、はじまってみればなんと400人以上の来場者があり、本当にありがとうございました。

当日の様子はNYABlogのフォトレポートflickrの写真などご覧ください。

内容としては、ペインティングで参加してくれた鬼頭健吾さん(明日7/1にブルックリンで個展がはじまります。)、立花さん、ストーリーのあるマンガ的なプリントのペトラ、テレビゲームのモチーフのパネル作品を出展してくれた村上真司君、でかいペインティングとネオンボックスでインスタレーションをやってくれたYuki Itoda君、80年代NYのイーストビレッジでのアーティスト達(若いころのキース・へリングやキキ・スミス、バーバラ・グラッドストーンも)のすばらしいモノクロ写真のスライドショーと最初のDJとして場を暖めてくれた最高齢のトム・ウォレン、おにぎり味のアイスクリームをサーブするパフォーマンスのMiwa Koizumiさん、東京からわざわざ来てライブペインティングをしてくれた小柴博昭さん、毛糸で編んだボディースーツによるパフォーマンスで場を湧かせてくれたオレック、そして最後に、キャンバス、モレスキン、スニーカーへのドローイング作品、会場内でのライブドローイング、さらに、会場の前で、古いFiat500というかなり小さくてかっこいい車にライブドローイング(上記写真)と縦横無尽の活躍のシャンテル・マーティンと多様なアーティスト達による素晴らしい展示で、1日で終わらせるのはもったいなかった。

来てくれた人の大半は20代30代の若い人達だったが、70年代から活躍するアーティストのトム・ウォレンの友達など結構高齢の人達も多かったし、バラエティに富んだ人達に来てもらえた。会場の真ん前でミュージックビデオを撮影していたミュージシャンのアンドリューW.Kが丁度僕たちのイベントのDJの友達だったことで、イベントにきてくれたし、MOMAのリサーチャー、何人かのアートライター、Manhattan Magazineの編集長、いくつかのギャラリーのディレクター達も悪天候にもかかわらず顔を出してくれ、今後につながるイベントになったのではと思う。

イベントが7時−12時、インスタレーションが同日の5時−7時という無茶なスケジュール。NYABlog編集長のマットと僕の二人で朝からブルックリン、クイーンズ、マンハッタンに散らばる各アーティストのスタジオを回って大きな作品をトラックに積んで、会場に運び、真夜中に終わった後、また各スタジオを回って作品を戻して家に帰ったら朝方。次の日からは全身筋肉痛だったが、とても楽しかった。

ここに書けなかった多くのボランティアや、DJ、来てくださった皆さんどうもありがとうございました。次は来年かな。

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