Sarah Jessica Parker/Bravoのアートリアリティ番組(オーディション当日)





2週間ほど前にも、サラ・ジェシカ・パーカープロデュースでアーティストのリアリティー番組が計画されているということを紹介したが、ちょうど、今日が、NYで2日あるオーディションの初日18日ということで、会場に行ってきた。

予想通りというべきか、予想以上というべきか、会場の前には長蛇の列で、となりの公園の周りをぐるっとアーティストの列が取り囲んで、ざっくり500人以上はいただろう。その様子は、上の写真や、NYABに並んでいるアーティスト達のビデオをあげたので、是非そちらをご覧ください。知り合いのアーティストが並んでいたので少し立ち話をしたところ、彼は10時開始の今回のキャスティングに8時半くらいから来ていて、それでも、100番目を少し超えたところ。みんな朝早くからがんばってきていたようだ。

NY Magazineの批評家、ジェリー・ソルツのFacebookのページ上(残念ながら友達しか見れないが)で、多くのアーティストが、4、5日前から、テレビ局からオーディションに参加してくれって電話がかかってきたんだけど、これどうなの?参加するべき?みたいな討論がされている。テレビ局もいいアーティストを集めるために、かなりのアーティストに電話攻勢をかけたようだ。そういうのもふくめて、結果的にはみんな半信半疑ながら、全米で数千人のアーティストはオーディションに来た訳で、バズをつくるのがうまいなあと感じる。

上のビデオを見ていただくのが一番早いが、来ていたアーティストは、以外と若いアーティストだけでなく、白髪の80年代にイーストビレッジでキースへリングや、ロバートメープルソープ達とつるんでいたようなアーティストから、カタカナで「オタク」と書いた鞄をかかえて、Nintendo DSをやっている人、全身裸にボディーペインティングを施した若い女性アーティストなど、本当に多彩。中にはシアトルからわざわざオーディションのためにNYまで来たというアーティストまでいた。アーティストが集まると通常のニューヨーカー以上に積極的で、写真やビデオをとっている僕たちを見つけては、番組関係者かもしれないとどんどん話しかけてくる。彼らと話していると、サラ・ジェシカ・パーカーのって言う話をしている人が多かったので、やはり彼女のネームバリューっていうのは大きくて、アートっていろんな意味で競争激しいなあと一目で思わせられる場面だった。NY在住の日本人アーティストは結構知っているので、何人かとは会うかと思ったが、僕が行ったときにはだれとも会わず。アートライターの藤森さんとは出くわした。賛否両論あるし、周りでも、この番組はただのジョークだといっている人も多いが、何はともあれ、アートがさらに幅広い人の目にふれるには絶好の番組だと思う。

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